板金組合婦人部の皆さんに講座してきました!

 京都府中小企業会館において、板金組合婦人部(60代~70代)のご婦人15名に対し、認知症サポーター養成講座を開催しています。

 

 今回は1時間の講座時間の中でグループワーク等の時間を設けることが出来なかった為、テキストを活用し、認知症の理解・認知症の原因となる病気・認知症の症状(中核症状・周辺症状)をメイト本人の体験談なども織り交ぜてお伝えさせて頂いております。また高齢者の行方不明や物取られ妄想など、認知症になれば必ず現れる症状だと間違った認識をされがちなので、DVD(バアちゃんの世界)を上映し、認知症の方の気持ちや家族の想い、具体的な対応策などが伝えられたと思います。

 参加者の皆さまからは、『身近な存在だからこそ、ストレスも溜まるし教科書通りの対応は難しい。』と率直なご意見も頂戴しています。しかしサポーターとして困っている方の話しを聞くだけでも十分助けになるとお伝えし、前向きに取り組んでくださろうとする参加者の方も多々おられました。

(アンケートへの回答)

・認知症の方をサポートするに難しさを感じています。まずは知識を得て一歩踏み出すこと

 が大事だと思いました。

・認知症について少し理解ができたようです。これから少しずつ(自分に)近づいてくる

 心配はあります。

・物忘れが時々あるので、それなりに不安になる。前向きに外に出るようにしているし、

 また、人と人の対話が大事だと思います。

・ご近所に90歳の方がおられるが、役所などの世話には絶対にならないと言い張っている。

 ただゴミ出しや部屋の掃除も出来ておらず、近所の方々で手伝う様に伝えても断られる。

 これからもいろいろな症状が出てくると思いますので、その際は相談に乗ってほしい。