(株)セリオ 京都営業所にて講座してきました

 今回は株式会社セリオ京都営業所にて福祉用具専門相談員さんや事務員さんを対象(12名)に、認知症あんしんサポーター養成講座を開催しております。皆さま、普段からご高齢の方と関わっておられることもあり、自身の仕事に役立てられる様、真剣に講座を受けてくださいました。内容としては認知症の理解、認知症の原因となる病気、認知症の症状(中核症状・周辺症状)をメイト本人の体験談なども織り交ぜてお伝えさせて頂きました。

 講座を受けて頂いた方からは、『ご利用者様の物忘れが、認知症のものか正常老化のものか判断がつきにくい微妙な方の対応に困る。』との意見があり、認知症の初期段階の関り方に苦慮されているご様子でした。その様な感覚や対応に苦慮されている方々はたくさんおられると思います。私共、南区認知症サポートネットワークではサポーター養成講座を通し、正しい認知症の理解の普及に努めておりますが、それぞれの構成員が日々認知症支援を実践しております。その為、認知症でお困り事があれば、当ネットワークまでご相談いただければ幸いです。

(アンケートへの回答)

・認知症について学ぶ場がないと思っていたが、このような機会を設けて頂いてよかった。

・病気を知ることは大切だと感じた。

・対応に苦慮する場合、一人で抱え込むのではなく多職種と連携していくことも重要と

 知った。

・認知症になると「会話が成り立たない。」、「人として接することが出来ない。」と

 考えていたが、関わり方によって改善できるのだと知り、苦手意識が薄れた。

・加齢による物忘れと認知症の見分け方が難しいと感じている。

・今まで漠然としていたことが、少し病気として理解できたので良かった。